KIEA製の棚「KALLAX」でDJブースをDIY制作

SKATER XL早期アクセスしてみた

SKATER XL早期アクセスしてみた
skater XL image

今回はsteamで配信されているPC用のゲームソフトSkater XLについて書いてみたいと思います。

スケートボードゲームの変遷

以前、自己紹介の記事にも書いたのですが、私は過去にスケートボードをやっていた時期がありました。全くと言っていいほど上達しませんでしたが、スケートボードをのんびり楽しんでいたおかげで県内外のスケーターやDjなどいろいろな人とのつながりもできたりもしました。そんなこともあってスケートボードにはちょっとした思い入れがあるわけです。

初めてスケートボードに乗ったのは高校1年の頃でしたがこの頃はスケートボードに関する情報源が少なく最新の情報を知るためにはollie、WARP、FINEといった雑誌かビデオなどの媒体しかありませんでした。

この頃はちょうど一般的にスノーボードの人気も出始めた頃で初代プレイステーション用のソフトウエアとしてCool Boardersというタイトルが発売されました。高校生だった私も数少ないヨコノリ系ゲームとして毎日のようにプレーしていましたがとても楽しかった思い出があります。

しかしできればスノーボードではなくスケートボードのゲームがやりたい!という思いを募らせていたころ、国内初となるスケートボードゲームStreet boardersが発売されました。先述のCool Boardersと一緒にプレイしまくった覚えがあります。

その後大学に入り1999年にスケートボードゲームの大ヒット作となるTony hawk pro skaterが発売され、後にも先にもこれほどゲームをやったことは無いんではないだろうか・・というくらいプレイしました。ちょうど同じ頃Thrasher sk8というタイトルも発売されたりBMX、サーフィンのゲームなども発表されたりで、今考えてみればゲーム業界でちょっとしたエクストリームスポーツブームだったのかもしれませんね。

その後Tony hawk pro skaterシリーズはプレイステーション2、3とリリースを続けましたが、2007年にエレクトロニックアーツが発売したSKATEという作品でスケートボードゲームは新たなステージへとステージへ進みました。

操作の仕方やステージの街並みなどTony hawk pro skaterシリーズをはるかに超えたレベルの作品で世界中のスケーターの心をしっかりと掴んだのです。

そのSKATEも3作品目を最後にリリースは止まりました。しかし続編の発売を強く望む声が世界中から寄せられましたが、2017年1月末、開発元のエレクトロニックアーツのコミュニティマネージャーが正式に続編の制作はしていないと否定しました。

Skater XL

SKATER XLのsteam上での購入画面
出典:steam

今回紹介するSkater XLや9月に配信開始となるSESSIONという作品はSKATEシリーズのコアなファンをターゲットに制作されているものと思います。その証拠に早期アクセスで再現されているステージはWest LA Courthouse Skate Plazaという数々のスケートビデオでも登場した歴史あるスケートスポットとなっています。

Courthouse Skate Plaza写真と比較

skater XL Courthouse
skater XL image

今回早期アクセスでダウンロードしたSkater XLをプレイした感じ、まだまだ製作途中という感じでしたが、上記画像とGoogle mapを見比べていただければわかる通り見事に聖地コートハウスを再現していますね。私のと同世代でスケートボードを楽しんでいた方ならテンションが上がる完成度だと思います。

ソフトの現状

今の段階では早期アクセスということで遊べるのはごく一部に限られております。キャラクターやステージなども選択することはできませんしBGMもまだありません。しかしトリックの出し方やキャラの挙動などはある程度チェックすることができます。

SKATER XLのトリック操作

私はXBOX360用のコントローラーで操作してみました

基本操作

  • プッシュ・・・Aボタン
  • ブレーキ・・・Bボタン
  • 右スティック・・右脚
  • 左スティック・・左脚
  • LT・・・・・・左スピン
  • RT・・・・・・右スピン

KICK FLIPなどの回し系は下記の画像のように右スティックを下に下げてしゃがみ、スティックを離した次の瞬間に左スティックを左に倒すとデッキを回します。ノーリーの場合は逆に左スティックを上に倒してしゃがみ離すとノーリーする形になります。

実際にスケートボードをした際の脚の位置関係を実に良く再現している操作方法です。

SKATER XLのキックフリップの操作方法1
SKATER XLのキックフリップの操作方法2

まだ正式にリリースされたわけではないので操作関連もこれからもどんどん修正が盛り込まれていくと思いますので期待して待ちたいと思います。

早期アクセスの金額

早期アクセスはwindows用で2019年8月15日現在2,050円となっていますが、新たに機能が盛り込まれていくと金額も上がっていくようです。

まとめ

一通り触った感じでスケーターなら楽しめる操作感だと思いました。

またキャラの動き等も良く再現されていて正式版がリリースされた際には即試してみたいと思っています。

先にも書いた通り再現されているスポットがLAの聖地的な場所なので以前スケートボードを楽しんでいた方や私と同世代のスケーターにはぜひプレイしてほしいです。スケートビデオを見まくった思い出が蘇ります。

 とはいえまだ早期アクセスなのでβ版のβ版的な状態です。なのでSKATEシリーズやTony hawk pro skaterシリーズをやり込んでスケートボードゲームが好きで好きでしょうがないという方以外は正式版のリリースを待つ方が良いかと思います。 ただ今後の進捗に期待して良いと思います。

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