KIEA製の棚「KALLAX」でDJブースをDIY制作

AirPods Pro を DTM やアプリで使った感想

  • 2020.04.05
  • DTM
AirPods Pro を DTM やアプリで使った感想

最近 AirPodsPro を 買いましたので音楽鑑賞や DTM に使ってみた 感想 をまとめてみます。ちょうど楽天ポイントが10,000ポイント以上貯まっていたこととその期限が迫っていたこともあり何に使おうかと迷ったあげくAirPods Proを買うことにしました。

AirPods proの蓋を開けた状態の画像

私はiphone4時代にアップデートでBluetoothのAVRCPに対応したタイミングで一気に実用的になり、そこからMotorola社のBluetoothヘッドセットを使ってきました。

さすがに8年以上使ってきたためバッテリーも持たなくなり買い替えのタイミングではありました。

まずは結論から

AirPods pro本体を置いた状態の画像

通常の音楽鑑賞での使用

普通に音楽を聴くには全く問題無く、音質、使用感ともに大満足です。

特に様々なサイトでも書かれている通り、ノイズキャンセリングは素晴らしく、私も自宅キッチンの換気扇前でどんなものかと試してみましたが、明らかに外部音を遮断しているのがわかりました。

またその反対の機能にあたる外部音取り込みの機能もまた素晴らしく、AirPodsを装着していても人との会話やテレビの音などとても聞き取りやすくなります。

ちなみにノイズキャンセリングと外部音取り込みモードはボタンの長押しで簡単に切り替えが可能です。

DTMやアプリでの使用

DAWのメイン画面イメージ画像

Air pods発売時から一番気になっていたのはDTMやスマホアプリで使った場合のレイテンシー、いわゆる操作から音に反映されるまでの時間差です。

当初使用していたMotorolaのヘッドセットはかなり古いモノということもありレイテンシーが大きくDTMには使えませんでした。

ではAirPods Proはどうか?・・

感想としてはほんの僅かなレイテンシーがありMPCのようなパッド入力や鍵盤入力系のアプリで連打入力をすると回数がずれる印象です。

有線のような感覚とは異なるため違和感は否定できません。

個人的な見解としてはDTMや音楽制作系アプリにはおススメできません。

ちなみにiMaschine2KORG Gadget2で試してみました。

これはMacbook pro+serato studioのセットアップでも使ってみましたが同様の反応でした。

しかし特にリアルタイム入力せずモニターとして使うのみなら問題はないかと思います。


何を優先するか

結論を読んでいただいてもわかる通り、音楽鑑賞用としては最高です。しかしレイテンシーに観点から見るとDTMやDj、ゲームなどリアルタイム性が重要視されるシーンには向かないと思います。

使い方については人それぞれなので何に重きを置くかだと思います。

良いと思った点

iphoneを置いた状態のイメージ画像

iOSとの相性は抜群

これについては正に純血の組み合わせなので当然かもしれませんが。ケース開けるだけでペアリングできたりその状況がiphoneの画面上で確認できたり、その辺のおもてなしはさすがAppleという印象です。

装着センサーが良い

AirPods Proは耳に装着すると電源が入ります。以前使用していたMotorolaのヘッドセットではその都度電源を入れるか、電源を入れっぱなしにしていたので個の使用感はちょっと感動しました。

操作感も良い

基本的な操作はiphoneに付属しているイヤホンのボタン操作と同様です。本体のボタン操作時にクリック音が耳に伝わる設計になっているので何回クリックしたかが音で分かるようになっているのも良いです。

複数のデバイスもいける

これもMotorolaのヘッドセットではなかった機能です。AirPods Proの場合は複数のデバイス、例えばiphone、ipad、Macbookといった感じに複数のデバイスで初回のペアリングさえしておけば、あとはBluetoothの設定で切り替えるのみで即切り替えができます。

ノイズキャンセリングと外部音取り込み

先述の通り、この二つの機能はとても実用的かつ簡単に切り替えが可能なため普通の有線のイヤホンにはない大きな魅力だと思います。

これは体感しないとわからない部分なので文章で伝えるのが難しいですが、使ってみれば明らかな効果が体感できると思います。

ケースも秀逸

通常ケースは収納するだけのモノですがAir Pods Proにおいては蓋の開け閉めもセンサー感知されていることも有りペアリングなどの際に素晴らしい使いやすさを提供してくれます。また開閉の留め具やAir pods本体収納の固定はすべてマグネットなのでとてもスマートです。

少々ガッカリした点

AirPods Pro本体で音量調整ができない

これは個人的には少々痛いです。

Apple Watchを持っていれば操作可能なようですが、基本的にはiphone側のボタン操作もしくはsiriに頼む感じのようです。

日常的なシーンでは急遽音量を下げたいと思う場面も多数あるためこの部分は結構残念です。

レイテンシーがある

遅れを連想させるイメージ画像

先述の通り、個人的には改善に大きな期待をしていたこともあり少々残念です。AirPods Proの購入をきっかけに有線のイヤホンから卒業できると期待しておりましたが、DTMやDjなどリアルタイム性が重要なシーンにおいては少々厳しいと思います。

まとめ

今回はAirPods Proを購入して使ってみた感想をまとめてみました。

私は自宅で仕事をする機会も多く、Motorolaのヘッドセットに代わるノイズキャンセリングの機能のついたはモノが欲しいと思っていたので基本機能だけでも十分満足ですが、もしDTMやDjなんかにも使えたらラッキーだと思っていました。

ポイント併用で購入できたということも有るので良い買い物ができたのではないかと思います。


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