こんにちは。今回はUSBケーブル Chroma Cables について書いてみようと思います。
これまでUSB-A to USB-Bの組み合わせのケーブルが一般的でしたが、USB-Cを実装したMacbookがリリースされて以降少しずつではありますがインターフェースにUSB-Aを実装せずUSB-CのみのPCやハードウエアが増えてきました。
Serato DJ proやTRAKTOR PRO3、Rekordboxなどソフトウエアを使ってPCDJを楽しむ人にとってUSBケーブルは身近な存在ですよね。今回は私がChroma Cable購入に至った経緯を書き留めておこうと思います。
Chroma Cables購入に至るまで
現在使用しているMacbook proの購入にあたりインターフェースがUSB-Cのみになることが分かっていたためHDMI×1、VGA×1、USB-A×2、LAN×1、USB-C(PD)のハブ とUSB-A端子をUSB-Cに変換できる変換アダプター を合わせて購入しました。
これらのアイテムでほぼほぼのことは賄えていたのですが、私の場合1台のMacbook proでPCDJとDTMの両方に使用しているため実際使用する中でMacの設置場所を変えるなどといった場合にケーブルがつきまとってきたり、その都度ケーブルを抜いたりしなくてはならず度々不便を感じていました。
USB-A→USB-C変換アダプター
先述の通りMacbook proの購入に合わせて USB-A端子をUSB-C変換できる変換アダプターを使用しておりました。金額も安く、今まで使用してきたUSBケーブルも使えるため良い考えかと思いました。
しかし実際に使用してみると端子の根元部分が大きくなってしまい2本のケーブルをPC側のインターフェースに差し込む際、干渉してしまうことに気付きました。これが実に不便なのです。
そこでやはり一番シンプルなUSB-C to USB-Bのケーブルが欲しくなったわけです。
USB-C to USB-Bは種類が少ない
このタイプのUSBケーブルを探しはじめ、アマゾンや各種通販サイトで探しましたが、まずその種類の少なさに驚きました。数少ない中でも唯一Dj向けの用途に良さそうだと思ったのがDJ TECH TOOLSで販売しているChroma Cablesという商品でした。
しかしChroma Cableを購入する場合に海外からのシッピングとなるため、そこそこまとまった金額の買い物をしないと送料がもったいないということでずっと購入を見送っていました。
そんな折、度々利用しているBattle DjやスクラッチDJのための専門レコード店STOKYOで販売が始まり、今回待っていましたとばかりに即購入しました。
今回、2本購入しましたが、どうやら人気商品のようで本記事を書いている7/7現在、STOKYOさんのページでは既にネオンオレンジ一色しか在庫が無い状態です。同じようなことを考えていた方が多かったのでしょうか・・・。
Chroma Cablesを使ってみた感想
私自身、特別高音質にこだわるタイプの人間ではないのですが、私が使用している現状のセットアップ(SL-1200mk3D+Seventy-two+MSP3)において音質面は全く問題ないと感じました。
両端にフェライトコアを実装しているので通常のOA機器向けのUSBケーブルと比べて外部からのノイズにも強い仕様なのではないかと思います。
良いなと思った点としてはケーブルの柔らかさです。私はRCAやXLRなど、どんなケーブルにおいてもこの点にはこだわっており、クセが付いてしまったら取れないモノや硬くて取り回しがしにくいモノは好きではありまあせん。
使った際の質感としてはしなやかでケーブルを巻く際にスムーズなモノが好きです。
Chroma Cablesはとてもしなやかで巻いた際に止められるケーブルタイもついているのでありがたい個人的には完璧設計です。
ちなみに同シリーズではUSB-C to USB-B以外にもUSB-A to USB-BのB側が90°に折れているタイプの製品やRCAケーブル、各種機材向けのロータリーノブなど様々な小物をリリースしています。
大手メーカーでは販売されることのないちょっと気が利いた製品群で私としては非常に心をくすぐられるアイテム展開です。
まとめ
USBケーブルもPCDJの普及に伴いプロオーディオ仕様の高品質なものが多数販売されておりますが、USB-A to USB-Bのモノが大多数でUSB-C to USB-Bのモノは少なく数多くの製品の中から選ぶことができない現状です。
その中でもある程度の音量でDjしても問題が無いレベルの音質で取り回しや扱いやすいUSB-C to USB-Bのケーブルを入手することができたので十分に満足しております。
気になる方や検討していた方はぜひSTOKYOをチェックしてみてください。
STOKYOさんではMIDI関連の機材やscratch用のレコード「Battle Breaks(バトルブレイクス)」を専門に扱っており、普通の楽器店やレコード店では入手できないようなアイテムなんかも販売しています。
昔お世話になった方が運営しているということもありちょくちょくお世話になっておりますが、スクラッチャーやバトル系が好きなDJ、ガジェット好きは見ているだけでも面白いので覗いてみてください。